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プチおっさん医師の奮闘記!

とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。

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外来でシバいてしまいました。

昨日外来で健診でひっかかった若い奴がきた。それで座るなり、足を組んで偉そうな態度。
昨日はもう一診あるうちの外来担当の先生が急病で来なかったこともあり、2診をひとりで診ていたので非常に混雑していた。でいきなり、そんな態度。ムカッとしながら粛々と病歴を取っていた。
検査をオーダーして再診日を予約しようとしたら、今日中に結果をだせと言い出した。
急患以外は緊急検査はしていないことを説明した。
すると今度は、今日受診した理由を病気で受診したということにして診断書を書けとの要求。しかも足を組みながら。
そこで、キレてしまいました。
1、いくらなんでも足を組み、しかも靴底がこちらに見えるくらい足をあげて、他人と話をするなど社会人として失礼極まりないこと。
2、虚偽の診断書は断じてだせないこと。
と怒鳴ってしまいました。

いいかげんにしろよなあ。我々はサービス業ではあるけどそこまでへりくだる必要はないでしょう?
もちろん自分が経営していたら別かもわからないけど。

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後輩!

今日、久々に闘病生活を送っている後輩と会った。現在の状況はよくなっているのだが、彼曰く”長生きはできない”とのこと。私も医師なのでそれを否定することはできなかった。彼は家族のことを心配していた。
そうなんだよね、自分はいいとしても残された家族のことをとても心配になります。
私も同感。
私もこのような多忙な毎日を送っており、とても長生きできるとは思わない。
生命保険はいらないとね。

介護!!

今、介護の会社が大きな問題になっている。正直、介護の会社なのに本社を六本木ヒルズに構えている経営者の感覚がわからない。というか所詮ジュリアナ東京のノリで経営していたのだろう。
介護の現場は非常に大変だ。認知症の家族をかかえていないとその大変さは理解できないだろう。
私も認知症の患者さんは少なからずいる。
研修医の頃、超音波の検査を担当してた頃、検査をしている最中に、ずっとつねられり引っ掻かれたりすることはしょっちゅうだった。ひどい時には噛まれたこともあった。
老人保健施設などでは、こんなことは日常茶飯事だ。
大学院生のとき老健でバイトしていたが、よく暴れる爺さん(もちろん認知症)が29インチのテレビに跳び蹴りを食らわし、テレビが大破したことがあった。力の強い爺さんだったから、本当に怖かった。診察時にいきなり殴りかかってくることしばしばだった。
自分の家族でもなぐられたり、噛まれたら腹が立つでしょう。いくら仕事上とはいえ、相手が認知症とわかっていても腹が立ちますよ。そこまでできてたヒトはいないと思う。でも、介護施設で働くヒトは何があろうと黙って一生懸命働いている。
しかし、国は予算を組まない。介護にお金をかけても自分たちに票が集まらないからだ。
したがって儲からない。六本木ヒルズに入るくらいのムダ金を集めるには不正をしないと儲からないでしょう。

介護施設がいっぱいだし、病院からは追い出されるし、今介護難民が巷にあふれている。
年金問題も重要だが、こっちも重要だと思う。解決の糸口はあるのだろうか???

不払い!

最近病院で不払いが横行している。金銭的余裕がないのなら、まだしも、あるのに払わない輩が増加している。私の診ているN氏もそうだ。かれはよくゴルフにいっている。
そんなお金はあるのに、医療費は一切払わない。しかし、病院には定期的に受診している。
日本は医者の大義名分ってものがあって、神職だから目の前にいる患者はどんなことがあっても診なければいけない。ここがイギリスやアメリカと大きく異なる点だ。
諸外国は、救急を標榜していない限り、見る必要がない。イギリスなんか完全予約制らしいので、腹痛で行っても予約して診てもらえるのはだいぶ先らしい。それまでに治るがな!!
話は脱線したが自分が経営しているのなら、迷わず取り立てる。しかし、自分が経営しているのではないので事務方にお任せしている。
病院の事務がまた非常にちょろい。つまり有能な人間はまずいない。
今までいろんな病院で非常勤、常勤で勤務したが有能だと思った人は一人としていない。
いつもトラぶったら、事務に任せてラチがあかず結局自分で対応というケースばかりであった。
今回のケースは自分が損することはないのでお任せモードだ。

しかし、日本人のモラルはどうなっているのであろうか。
払えるのに払わない人間、絶対バチがあたるよ。

帰還命令!!

そうそう、週末に衝撃的な連絡が入った。
なんと大学への帰還命令である。
まさか、院を卒業し、某病院のスタッフになり一丁上がりコースに進んだ私が大学になんか帰るとは夢にも思っていなかった。
というのも、大学に残りたくて必死な人間は山ほどいて、私のように大学から逃げ出すようにでてしまった者が帰還命令が下るとは・・・。

うーん、どうしよう。あのようなフクマ殿に戻ることになるとは・・・。
この人事を受けるかもう少し考えよう・・・。

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プロフィール

HN:
プチおっさん
性別:
男性
職業:
勤務医
自己紹介:
あっという間に卒後10年以上過ぎ、気がつけばおっさんになってしまった勤務医です(自称ぷちおっさん)。"医者になればバラ色の人生が待っている!!"と思い、医者になるにはなったけど、現実は無残で灰色の人生を送っています。病院の中では中間管理職-つまり,雑用処理係を拝命され日々、医療とは違うところで苦労をしております。

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