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プチおっさん医師の奮闘記!

とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。

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医者の立食パーティー

医者のある会の立食パティーに参加した。
出席者は全国の医者数百人。
この立食パティーいつもながら爆笑させられる。

というのも・・・、医者は一般的にいいもん食って金持ちというイメージだが、ところがどっこいそんな微塵もない。
特に今日参加した奴は本当に品のない奴が多かった。
バッフェ形式なのだが、一番人気は寿司である。
今日びっくりしたのは、寿司おけ(一つに4カン)を10個くらいつんで食っている奴、自分の口に入れている箸で直接とり、それをまた直接口に入れる奴。
それがまた禿げた親父。
お前なんかと間接キスしたかねーよ!!って言ってやりたかった。
そんな奴に限って普段えらそうなんだろうな・・・と思いつつ帰ってきました。

医者がハイソ、そんなこと絶対にない!!

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たらい回し

先日より、大阪での救急車たらいまわしの件が新聞紙上を賑わしている。
どうも新聞の書き方であると医療機関の怠慢といわんばかりの論調で書かれているような印象を持つ。
問題の根本は、当直体制の不備である。
つまり、医者の絶対的不足である。
そこを絶対に書かない。

我々医者は基本的には困っている患者さんを一人でも多く診てあげたい。
やりたくはなくても折角当直に入っているのだから、一人でも助けてあげたいというのは我々の本意だ。
ところが、医療機関は、大多数が1ないし、2人当直のところが多い。
大病院になると数は増えるが、今度は、病床数が全く違うし、病棟当直医はほとんどそちらにかかりきりである。また、病院のコンビニ化により夜間に来る必要のない緊急性のない患者がそういう病院には集まる。
だから診れない。
診れない状況を承知でとって何か医療事故が起きると訴えられるのは医者である。
そんなリスクは負えない。

ベッドが満床でとれないのも、満床にしないと採算がとれない程医療点数を削り病院を追い込んだ厚労省、政府の責任である。

全てとはいわないが、馬鹿な厚労省と政府の責任だ。

それを医者や病院に責任転嫁するのはやめてほしい。

マスコミも嘘書いても責任取らず、儲かるネタで先に株を買って儲ける言語道断の連中が、人を批判するなといいたい。

風邪を引いた。

昨日、朝からむかむかしていた。木曜日、金曜、土曜日と宴会があり食べ過ぎによるものと思っていた。
午後になって、寒さを異常に感じるようになって熱をはかったら、37度ちょいあった。
今、流行っている消化器系のウイルス感染だろう。
体の節々が痛く、軽い筋炎症状もある。でも、インフルエンザではなさそうだ。
まあ、外来であれだけ診れば、うつっても仕方ない。
これって、労災といつも思うのだが・・・。
誰も保障してくれないんだよね。
以前、針刺し事故で感染症をもらった先生と話をしたが、治療費をもってくれただけで、保証まではなかったそうである。
医療業界、命にかかわる事故が十分起こりうるのに、こういった制度はまったく整備されていない。

あっ、そうそう、風邪を引いて病院に行った際、聴診してもらう際、やたら息を医者めがけて吹きかける人がいます。あれ、止めてくださいね。おそらく、胸の音を聞きやすいような配慮をしてくれてるんだろうけど、呼吸音を聞くのはmainは背面からです。前胸部の音は、心音なんですね。だから、止めてください。
実際、いつもあれされると不快感Maxになるんですね。でもたぶん、気使いからやってくれてるんだろうと思っていえないしね。
見知らぬ人に息を吹きかけられて喜ぶ人はいないでしょう。
風邪うつされるしね。

絶対に止めてください

正月休み。

今年は医者になって十数年のなるが、本当に初めてといっていいくらい正月3が日休みを取れている。
思い返せば、若い頃は病棟当番は必ず廻ってくるし、院生になれば、金欠のためギャラアップする正月は稼ぎ時だったし・・・。
本当に、今年は3日間幸せな日々を送っている。
久しぶりにゆっくりテレビを見ていると、テレビのタレントの中で知らんタレントが本当に増えた。
特に、若いアイドル系は全く分からん。
ネットやなんやら情報が氾濫したせいで、流行るのも早ければ廃るのも早い。
芸能界も本当に大変らしい。
写真集作っても、2-3日でネット上で公開されてしまい、タダで全ページあ見られてしまうと友人の芸能關係者が嘆いていた。

ネットのない世の中が懐かしい!!
っといいながらブログかいてんだけど。

医局のやめ方。

昨日、アクセス解析を見ていたら、Googleに”医局のやめ方”を検索してこのブログにたどり着いた人がいた。
ドメインが札幌なんで札医或いは北大なんて思いながら、笑ってしまった(すいません。)。
それではプチおっさん式医局のやめ方を考えてみたいと思う。
今まで、医局を辞めてきた人をたくさん見てきた。

①夜逃げ型・・・同期のH君です。彼は、当時大学院生でしたが上司と折り合いがあわなかったこととお金に細かく大学の貧乏生活にはなじめなかったこともあり、”夜逃げ”しました。とある学会が東北で開かれ、ほとんどの医局員が東北へ行ってしまいいない隙をねらって、すべての荷物をまとめてある日突然消えました。携帯の番号も変え、行方不明になりました。大学院も教授のハンコを勝手に作り、捺印して教務に提出していました。これを教授が、しばらくして知り、”公文書偽造”と激怒していました。もちろん、同窓会名簿からも名前は削除されています。
②お礼奉公型・・・これが一番無難かつ多いパターン。いわゆる関連病院でしばらく勤務してお礼奉公するパターン。
③弱み握りタイプ・・・教授の弱みを握ってしまい、なぜか自由奔放に振る舞っても許されるタイプ。時々、実在します。
④他の医局のスタッフになるタイプ・・・他の医局にスタッフとして赴任する。もちろん、今いるところでの地位より上で。大学とは変なところで、他の医局のポストを取りたがります。ただし、出向いた先が東大をはじめとするナショナリズムの強いところや人が少なすぎるところに行くと第3の悲劇が始まるかも。

基本的には、医局の勢力範囲内で医者を続けるのであれば、ケツまくって出ない方がいいと思います。
もちろん、食ってはいけるけどね。

同期は20人くらいいましたが、1/3が行方不明で1/3が不幸になり、1/3がまずまず幸せといえるでしょうか。

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プロフィール

HN:
プチおっさん
性別:
男性
職業:
勤務医
自己紹介:
あっという間に卒後10年以上過ぎ、気がつけばおっさんになってしまった勤務医です(自称ぷちおっさん)。"医者になればバラ色の人生が待っている!!"と思い、医者になるにはなったけど、現実は無残で灰色の人生を送っています。病院の中では中間管理職-つまり,雑用処理係を拝命され日々、医療とは違うところで苦労をしております。

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