とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。
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先日より、大阪での救急車たらいまわしの件が新聞紙上を賑わしている。
どうも新聞の書き方であると医療機関の怠慢といわんばかりの論調で書かれているような印象を持つ。
問題の根本は、当直体制の不備である。
つまり、医者の絶対的不足である。
そこを絶対に書かない。
我々医者は基本的には困っている患者さんを一人でも多く診てあげたい。
やりたくはなくても折角当直に入っているのだから、一人でも助けてあげたいというのは我々の本意だ。
ところが、医療機関は、大多数が1ないし、2人当直のところが多い。
大病院になると数は増えるが、今度は、病床数が全く違うし、病棟当直医はほとんどそちらにかかりきりである。また、病院のコンビニ化により夜間に来る必要のない緊急性のない患者がそういう病院には集まる。
だから診れない。
診れない状況を承知でとって何か医療事故が起きると訴えられるのは医者である。
そんなリスクは負えない。
ベッドが満床でとれないのも、満床にしないと採算がとれない程医療点数を削り病院を追い込んだ厚労省、政府の責任である。
全てとはいわないが、馬鹿な厚労省と政府の責任だ。
それを医者や病院に責任転嫁するのはやめてほしい。
マスコミも嘘書いても責任取らず、儲かるネタで先に株を買って儲ける言語道断の連中が、人を批判するなといいたい。
どうも新聞の書き方であると医療機関の怠慢といわんばかりの論調で書かれているような印象を持つ。
問題の根本は、当直体制の不備である。
つまり、医者の絶対的不足である。
そこを絶対に書かない。
我々医者は基本的には困っている患者さんを一人でも多く診てあげたい。
やりたくはなくても折角当直に入っているのだから、一人でも助けてあげたいというのは我々の本意だ。
ところが、医療機関は、大多数が1ないし、2人当直のところが多い。
大病院になると数は増えるが、今度は、病床数が全く違うし、病棟当直医はほとんどそちらにかかりきりである。また、病院のコンビニ化により夜間に来る必要のない緊急性のない患者がそういう病院には集まる。
だから診れない。
診れない状況を承知でとって何か医療事故が起きると訴えられるのは医者である。
そんなリスクは負えない。
ベッドが満床でとれないのも、満床にしないと採算がとれない程医療点数を削り病院を追い込んだ厚労省、政府の責任である。
全てとはいわないが、馬鹿な厚労省と政府の責任だ。
それを医者や病院に責任転嫁するのはやめてほしい。
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プロフィール
HN:
プチおっさん
性別:
男性
職業:
勤務医
自己紹介:
あっという間に卒後10年以上過ぎ、気がつけばおっさんになってしまった勤務医です(自称ぷちおっさん)。"医者になればバラ色の人生が待っている!!"と思い、医者になるにはなったけど、現実は無残で灰色の人生を送っています。病院の中では中間管理職-つまり,雑用処理係を拝命され日々、医療とは違うところで苦労をしております。
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