とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。
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医者のイメージは最初にも書きましたが、世間的にはかなりいいイメージです。ところが実際は全く逆です!!もちろん、勤務医の場合です。開業はしたことがないのでわかりません。ただ、同期の先生達が開業しいい暮らしをしているのを聞くと経済的にはいいんでしょうね。
まず、皆さんの知りたい勤務医のふところ状況からお話しましょうか。もちろん、私の知っている範囲内での話ですから、地域格差や専門科の差などは存在し、全てが全て正しいわけではないのでその辺りご理解の程を。
私も医者になるまではみんな金持ちだと思っていました。でもそんなことはありません!!
この業界は大昔優遇されていたことは事実です。つまり、給料がとってもよかったらしいです。そのせいで、福利厚生が全くないのです。その頃はそんなものどうでもよかったんですね。したがって、住宅手当や退職金などないところがあるんです。給料に関しても、医療報酬がどんどん下がっているせいで、削られていっているのが実際です。
先日、高校時代の同級生と飲み会をしたのですが、そこで衝撃的な事実を知りました。金融系の大企業や商社に勤める友人の給与が我々より多い!!しかも、福利厚生含まずで!!我々は常々、24時間on call体制で呼ばれても4時間以上いないと微々たるon call代も貰えず、残業という概念がないから残業代など存在せず、本当に労働条件は最悪なんです。そして訴訟といつもとなりあわせ。 ”あーっやってられん!!”と思わず叫びそうになりました。銀行なんて、借金ちゃらにしてもらいつつなんであんなに社員には給料がいいんでしょうか?
まあ、お金だけじゃないからこの職業やってられるんですけど。患者さんの病状がよくなった時の笑顔と責任感というプライドだけでやってますからね。それを利用して最悪の労働条件を放置している厚生労働省だけは許せないですね。
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