とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。
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今回の特集もランキングしている病院の名前を見る限り、適当な取材だなというのが正直な印象である。
マスコミ受け(宣伝上手な)する病院と国公立系の有名所のオンパレードであった。
正直、自分が病気になった場合絶対入院したくない病院も出ていた。
まあ、マスコミってそのようなものというスタンスで見ているので驚きも何もしませんが。
あれでいい給料を取れるマスコミって本当にいいですよね。今や我々より所得はむこうの方がいいもの。
そこにも書かれてました、意外と収入が少ない医者と!!
筆者はおそらく自分の給料と比較したのでしょう。
いいですよマスコミの人達の給与!それに嘘を書いても責任取る必要がない職業ですから。
最近、年をとったなあとしみじみ感じることの一つに、服に関する興味である。実家の職業が、今で言うセレクトショップであったこともあり、子供の頃から洋服を見に行ったり、買うことが大好きだった。大学生の頃は時間がありあまっていたこともあり、毎日、街へWindow Shoppingに出かけていた。学生の頃はギャルソンをよく買っていた。パリコレにもあるメーカーの招待で見に行った。
医者になってもストレス発散は買い物、特に洋服を買うことであった。当時、今とは比べ物にならないくらい円高ユーロ安(まだ通貨統合前であったが・・・。)であったこともあり、給料の大部分を洋服につぎ込んでいた。単なるストレス発散だったのだが。PRADAやドルガバやジルサンダーを買いまくっていた。
セールなんか大好きで、いつも行く店は当然一般のセール前にディスカウントしてもらい、普段買わない店は、絶対朝から並んでた。ファミリーセールも絶対行っていました。
ところが最近めっきり物欲が低下した。女性と違い男性の服装は、流行は多少あるものの女性と違い毎年大幅に変わるものではない。だいたい15年周期で一周すると考えてもよいかもしれない。そろそろ一回転したからかもしれない。むかしは、雑誌を食い入るようにチェックしていたが、買っても見る時間がなく、放置のまま捨てるので、最近はあまり買わなくなった。むかしは、全ファッション雑誌を購入していたのに。
これでは艶っぽいおっさんになれないなあと思う今日この頃である。
僕の患者さんは結構いろんな人がいる。というのも中間管理職である以上、キャラの濃い人、クレーマー、病状がシビアな人、コワモテの人などは全て押しつけられます。病状が難解な人は別として、それ以外の前述した人々とは関わりたくないのだが、関わりあいになってしまいます。
今日も、自分の患者のワースト10に入るT夫婦がやってきた。
このT夫婦、ご主人は自己管理ができないだけでごく普通の人なのだが、この奥さんがとんでもない人である。とにかく、気が強い。しかも攻撃的で、クレーマーである。ご主人が糖尿病で入院した際、腹部エコーの検査で昼食が欠食になりインスリンを打たなかったことが気に入らなかったらしく(もちろん事前に説明済み)暴れた。その暴れ方も人騒がせな方法で。
病室でご主人の認知障害が出現したと騒ぎ出したのだ。看護師は低血糖がないことを確認しつつ、脳血管障害を起こしたのではないかとすぐに私をコール。驚いて外来を中断させて、病室にいって診察したら、当然何もなし。すると、この病院は患者を認知症扱いにすると怒り出し、投書すると言い出す始末。
最初はなだめていたのだが、因縁をつけてきているとしか思えない態度であったし、こちらは必要な診察をし、適切な対応をしておりなんら恥じることはしていないので、毅然とした態度で相手の言い分を退けた。
まあ、後で部長に投書は入れるだろうなと思いつつ。
看護師に話を聞くと毎日クレームばかり言ってきてとにかく大変だという。医療以外のことで手がかかり、困っているということであった。
元々検査入院であったことから、早々に退院させようとした。
予想通り、部長に投書がいった。私は呼ばれ、事情を聞かれた。ありのままに答えたのだが、ブログタイトルで示したとおり我々はいまや社会的弱者。僕は当然のことをしただけなのだが、部長も事情は30%しか理解せず厳重注意であった。
そこで私の仕返しである。そういった患者は、権威に弱い。部長やらとにかく肩書きに弱い。外来主治医を部長に変更しましょうかと患者の嫁にポソっといったら、即飛びついてきた。
”うちの主人の病気は、病態が難しいので部長以外は診れない。”とのたまった。
”ただの糖尿病で、管理が悪いだけだろ!!”って叫びつつ、シメシメと予約を入れた。
1ヵ月後、部長からの悲鳴を毎日聞かされるようになった。
ほぼ毎日のように、あーでもないことーでもないと電話がかかってくるとのこと。
外来では夫婦喧嘩を始め、外来中断させられただでさえパンクしそうなくらい予約が入っている外来なのに、夫婦喧嘩で場所を取られ完全にパンクしてしまったそうだ。
”くっくっくっ、言わんこっちゃない!”って心の中でほくそ笑んだ。
すると部長から”先生は偉い。あの夫婦に毅然とした態度で立ち向かい処理しようとしたとは。”とお褒めのお言葉。
”いまさらおせーんだよ!!あんたに言われる前にそう思ったから早々にお引取り願おうとしてたのに、相手の言い分を一方的に聞くから痛い目にあうんだよ”って思いつつ、次から私が診ることになった。
私はこういう患者の扱いにはなれているので多少の被害はあるもののうまくやっています。
今日はさすがに困った。夫婦できたあとだんなが戻ってきて
”家にいると女房にイビラレ精神的にまいっているので入院させてかくまってくれ!”と叫んでいた。
”ここは駆け込み寺かい!”ってツッコミたかったが、冷静に”そういった相談は弁護士を雇ってご自宅で処理してください。”と申し上げ、追い返した。
俺たちは社会的弱者でいかなる場合も感情的になることを許されないことをいいことになんでも要求してくる輩が本当に多い。
といっても無力な我々は、冷静にお引取り願うことを淡々とするしかない。
はあ、医療以外のことで労力を割きたくはないなあ・・・。
で焼肉屋にいった。彼と他5名の研修医を引き連れ焼肉を食った。
先週もそうだったのだが、肉を食った後、だんだん気分が悪くなってきた。
アルコールは元々強い方ではないので、あまり飲んでいなかったのだが、気分不良100%になってきた。
その後、キャバクラに行きたいというので、移動したが、店に入ると空気が悪いせいもあり、120%になった。
”やっやばい!!”
と思い、トイレに駆け込んだ。間一髪セーフで、適切な場所でもどした。
トイレから出た後は何事もなかったかのように振る舞い、お金を渡し、後は若い人に任せてとっとと帰った。
先週もそうであった。
最近、油っこいものがダメになった。次の日確実に胸焼けする。
これが年を取るということなのだろうか・・・・。
30も後半になると本当にやばい。
気分的には若いつもりだし(あくまでつもり)、DCブランド世代の人間なんで、服にかけるお金は、弟に言わせると異常だそうだ。
見た目を頑張っても確実に内臓は年老いている。
タメ息しかでない今日この頃である。
JAMAICA!
一般の人が聞くと遠い未開の国というイメージかもしれない。
最近はREGGEAも市民権を得たみたいで身近に感じる人もいるかもしれない。
実は、学生時代ClubでDJをしていたこともあり、ありとあらゆるClub Musicをチェックしていた。一時期Reggeaやメレンゲ、カリプソといったカリビアンミュージックに凝ったことがあった。
凝り性で学生で時間をもてあましていた私は、よくカリブに旅行に出かけていた。
そのときよく訪れた国がJAMAICAである。
JAMAICAはとってもきれいな国である。もちろん、場所にもよるが、首都のキングストンは治安は悪く汚いが、普通の観光地のMontego Bayはとってもきれいだ。
JAMAICAがいいところはメシがうまい。日本人の口にあうのである。赤飯のようなものがあるし、飽きることはない。
今もそうだと思うが、クラブではなくてビーチにスピーカをたくさんおいて即席クラブのようなもので皆Reggeaで踊っていた。僕が行ってたころは"Stone Love"というサウンドシステムが一番流行っていた。
毎晩、踊っていたことを覚えている。
もう一つ、JAMAICAといえばBlue Mountain Coffeeだ!
JAMAICAのCoffeeは世界一だ。Port Antonioで飲んだCoffeeの味は一生忘れない。Pt.Antonioは当時日本人もめったにくることのない町で本当にきれいであった。そうそう、トムクルーズのカクテルという映画を撮影した町で、会う奴会う奴皆”トムクルーズ!トムクルーズ!”と叫んでいた。
Pt.Antonioで泊まったホテルの連中と仲良くなり(当時、メジャーデビューしたBuju Bantanで盛り上がって仲良くなった)、一緒にキングストンで行われたSun SprushというReggeaのお祭りのようなコンサートに出かけた。
想像を絶するような体験をするのだが、まあ、今となってはいい思い出である。
目の前で人が刺されたり、すごい所であった。
しかし、皆"No Problem!! No Problem!!"
としか言わない。
”どこが!!”
と思ってもまあそのようなところだから仕方ない。
そんなJAMAICAに友人が行くようである。
正直、とっても羨ましい。
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