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プチおっさん医師の奮闘記!

とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。

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円高!!

今、急速に円高が進んでいる。なんと1ドル113円台、ユーロに至っては1ユーロ151円台だ!ちょっと前1ユーロ165円だったのに。
ユーロが高いので10年連続で行っていたイタリア買い物旅行を今年は断念しておりましたが、急遽行くことを決めました!
チャンピオンズリーグも見てやるぞ!!

外国で言うところのMrs WATANABEつまりFEXやってるおばはん(円安の元凶と作った国賊ともいうべき奴ら)のあわてようを笑いながら、決めました!!
なんといってもおいらは現在No Position!!
何も怖いものはない。
まあ、朝までわからないけどね。明日、早速ユーロTCで買っちゃおう!!
おそらく、そろそろFOMCが緊急利下げするんじゃないかなと思ったりもする。
あるいは政府系機関の肩代わりとか・・・。

ただ、問題は今ヨーロッパにサブプライムローン問題が飛び火しているということ。
しかも、欧州は欧州で欧州版サブプライムローン自体存在しているということだ。
特に英国。これだけ、欧州の相場があれたら、資金繰り悪化し、表面化しないかが心配。
これが出だすと本当に負のスパイラル状態になるだろう。

でも今の状況を見ると思い出しますITバブル崩壊のとき。
あの時は本当にすっからかんになったもんね。
当時エイベックスの株をかなり持っていて
”喉千切れるまで歌えトモちゃん!!曲書きまくれ小室哲也!!”
って叫んでいました。
トランスコスモス、CTC、JAFCOここらへんで大損こきました。
あの時の経験のお蔭で今回は、きっちり退避できました。

こう書いているうちにダウ-300まで来てしまいました。すげー10分ちょいで-100ドルだ。
CME日経先物は-600円だ。
やっぱり、空売りだったなあ。
日本は今日完全にセリクラだったんだろうけど、所詮米国の奴隷市場ですから悪代官のNY市場次第なんでどうなるかわからんと踏んでましたが、その通り。

もちろん一瞬で安くなったということは一瞬で高くなるということもあるってこと。
朝にならないとわからないけどなあ。

とにかくユーロ安くなって!!

まあ、FOMC動くでしょう明日の晩。
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研修医!!!

今うちの科に廻ってきている研修医(女医さん)で困っている。
この子強烈”キャピキャピ”しているのだ。
それに化粧がとっても濃い!
それで白衣がどちらかというとコスプレ系で、胸のあたりとかかなり強調されている。
実は、患者から投書が来た。上司は私にその投書をはいっと渡すだけ。
まあ、いつもパターンですが、今度はまいった。

基本的に女医さんは苦手だ。
というのも、医者は体力勝負的なところがあり、それを女医さんに求めるのは酷である。
それと、やはりすぐ泣く
俺も泣きたいちゅうねんって思うことあるけど、そんなん泣く前に処理せなあかんでしょ。
しかも最近はちょっとしたらセクハラになる。
だからめったなことはいえない。
で結局言葉をかなり選んで話すうちに
おれなにしてるんやろ???
っていうことになる。
すると急速に面倒になる。
でも立場上そうもできないので、我慢してやっている。

この女医さん、キャピキャピはしているが仕事は一生懸命している。
それは認める。勉強もよくしている。
だから余計に言えないんだよなあ。
でも、社会人として患者から投書が来たのは事実だし、髪の毛を束ねるくらいの配慮は言うべきと考え、意を決して話そうとしたら、卒後5年目の若い奴が、注意してくれた。
ラッキー!!
正直ほっとした。

接骨医!

先日、某局のたかじんが司会をしている番組を見た。
医療問題を取り上げていた。そこでパネリストの勝谷氏が接骨医の不正受給の話をしていた。
そうそう今ちまたに接骨医が爆発的に増加している。
なんか聞いたところによると柔道整復師(接骨医)の養成学校がめちゃくちゃ増えたらしい。
あの手の専門学校はかなり儲かるらしい。
知り合いで専門学校を経営している人が話していたが、生徒がくるなら新興宗教と同じくらい儲かるらしい。
当然、学校が増えたら生徒も増えるし、卒業生も増える→すると店も増える。→患者の数は一定だから過当競争→不正受給となる。

そういわれると、以前東京に住む親戚が話していた。
近所にある接骨医に行くと何回かに一回はタダらしい。
しかし、その代わりに印鑑を持ってこさせ預けるらしい。
おそらく来院していなくても来たように記録を改竄しているのだろう。
証拠として、印鑑を勝手に押しているのだろう。

大阪でやり手の接骨医が、クリニックを経営しているらしい。
もちろん実質という意味。
つまり、リスクの少ない(初期投資の少ない)接骨院を開業し、患者がそれなりに集まると隣に医院を開業させる。もちろん、医者はダメダメ医師かリタイアした高齢先生。とりあえずいればいいという感覚。
そんな輩が増えているらしい。
もちろんちゃんとした接骨医の先生もいるのは間違いないが利益最優先の人も増えているのが現状のようだ。

医療費の問題で医者を非難するのもいいが、こういう輩は抹消して頂きたい。

ちなみにこの問題を詳しく書いたHPがあったので紹介する。
http://www.med.kindai.ac.jp/ortho/sekkotu/

〇〇様!

以前から、私の病院で患者を呼ぶ時、〇〇様と呼べというお達し(指導)がある。
私は絶対に〇〇様と呼ばない。

そりゃ、ある意味患者は客ではあるが、ホテルやクラブとは違うので絶対そういう呼び方はしない。
結構、強要する事務方がいて思わず”私はホストですか!”と叫びました。
別に、ホストをバカにしているのではなく、職種が違うのだ。
患者との立場は対等でないといけないと思う。患者との距離は適切でないといけない。
遠すぎるのは絶対よくないし、近すぎるのも良くない。
よく赤ひげ先生のことを引き合いに出され、そのような医者はいないとよくテレビ等で評論家風情が言っているが、時代が違う。
むかしの地域社会が存在した時代は、お互いのことを充分理解し、尊重しあっていた時代はそれでよかった。
変なことをすれば、地域社会で知れ渡り、生きていけなくなる。だから、ある程度の常識が存在し、ある程度の倫理観が存在した。

今は、隣に誰が住んでいるかも分からない時代。ヒトを簡単には信用できないし、恩を仇でかえされることなんか日常茶飯事である。
何度も話したと思うが、イギリス等とは違い皆勤務医はだいたい患者を200-300人を診ている現状下で距離を近づけすぎると必ずトラブルが起こる。
例えば調子悪くなったら電話するように携帯の番号を教えたとしよう。これを全員に教えたら大変なことになる。
患者にしてみれば、年に一度くらいするかしないもものであっても、数は200人以上いるのだから、しょっちゅうかかってくるようになる。私は特に関西人なので患者の名前は余程でないと覚えていない。もちろん、顔を見れば思い出すが、電話で名を名乗られてもわからないことが多い。だから、正しい情報を認識できないまま応対しないといけない。
また、何かの用でたまたまでれなかったりすると当然電話をかけた主は不満に思う。
神経質な人はしょっちゅうかけてくる。こちらも、人間だから変な時間にたいしたことないのにかけてこられるとムッとすることもある。
だから私は絶対に教えない。もちろん、病院に昼間にかかって来た人にはちゃんと応対する。
カルテ記載もしっかりする(確か病院は電話再診を取っていたと思う。)。
私の同僚が、勘違いして携帯やメルアドを教えて、エライ目にあいその患者の後始末に駆り出されたこともある。今後も絶対にこれはしない。また、ナビなどで電話番号から家まで分かる時代。
家にまで来られて家族に危害でも加えられたわえらいことになる。心療内科の先生が開業する際には必ず自宅から離れたところでするのと同じ理由だ。

話は少しずれたが、医者がそこまでへりくだるから勘違いした患者が増えるのだ。
あからさまに通院してることによってお前らを儲けさせてやっているんだと態度に出す奴が時々いる。
そういう患者にはどうぞ他に行って下さいとはっきり言います。
まあ、開業医じゃないということもあるのだが、信頼関係の構築できていないのであれば症状がよくなっていてもそうは取ってくれないのだから、治療を継続するのは無理だからである。
私ははっきりとそう言う。
もちろん、偉そうには絶対にしない。言葉使いには非常に気を使っている。
まあ、ずっと昔から診ている人とはこてこての言葉使いになるけど・・・。

絶対に私は〇〇様とは呼ばない。


余談。
とある有名病院の部長先生が、そこの病院の安全管理の方針で、点滴を打つとき必ず指差して〇〇今から静注しますと声にだすことが決まったとぼやいていた。
その先生は絶対にしないと言っていた。
その時その先生が叫んだことは
”オレはポッポ屋か!!”

横綱!

今、横綱の精神鑑定で問題になっている。
個人的には、”ほっておけばいいんとちゃんうん?”である。
まあ、誰がみてもわかるとおり、仮病で巡業をサボり、自国でサッカーしていた。
それで、腰の疲労骨折だの靭帯損傷だの、ありえないでしょう。
もう、マスコミもはっきりそのことについては非難してやればいいと思う。
非難していろいろあった後の責任をとりたくないんだろうけど。
みのもんたの朝ズバにしろマスコミの連中はいい給料とってるくせに、本当に責任とらない。
まあ、社保庁の連中もそうだろうけど。

そう、最近本当に思うのは、すぐ精神病に話を持っていきプシだったら何をしても仕方がないという風潮があるように思う。このあたりは、本当に難しい問題であることは重々承知している。
しかし、現状はよくないと思う。
今回の横綱の件もそうだが、誰だって失敗して落ち込んでごはんものどにとおらず3-5kgくらいやせた経験はあると思う。そう、ストレス障害の経験が。
それを学問的に解析するとそりゃ難しい病名になり、一人歩きするような気がします。
もちろん、横綱の現状はしらないので、一概にそうだとはいえませんが。

それに社会的地位があがるとそれなりのギャラを貰えるんだからそれなりの責任が生じるということを忘れている人が多いと思う。

個人的には、相撲は興味ないし、何回か見に行ったことがあるが、あの御茶屋のシステム自体うさんくささ100%なんでどうでもいい。
国技とはいいつつ、興行なんだから八百長ありありだろうし、いいんじゃない。
外人に開放した時点で日本固有の伝統を放棄したんだから。

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プロフィール

HN:
プチおっさん
性別:
男性
職業:
勤務医
自己紹介:
あっという間に卒後10年以上過ぎ、気がつけばおっさんになってしまった勤務医です(自称ぷちおっさん)。"医者になればバラ色の人生が待っている!!"と思い、医者になるにはなったけど、現実は無残で灰色の人生を送っています。病院の中では中間管理職-つまり,雑用処理係を拝命され日々、医療とは違うところで苦労をしております。

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