とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。
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今朝青龍問題で頭を悩ましている。といっても大相撲の朝青龍ではなく、私の病院にも朝青龍がいるのだ。
といってもあんな大きな人ではなく、小柄な女医さんだ。
実はこの女医さん地方の名士のご子息で、頭脳は優秀である。
しかし、如何せん常識がない。
この常識の無さは本人が悪気があるわけではないので非常に困る。
というのも少々注意すると号泣する。
これが人目もはばからずにやるものだから、周りの人からみると苛めているようにみえるのでだんだん誰も注意しなくなり、元々社交的でないこともあり、孤立感をより一層深めていった。
もともと他の先生が面倒を見ていたのだが、サジを投げてしまい仕方なしにある時期面倒を見ていた。
仕事を投げ出し、こない時期があったのだが、温情措置で不問にふし、なんとか徐々に復活させた。
ところが来年の人事をそろそろ決めないといけない時期に来た。
本人は大学に帰ることを希望しているのだが、大学側から帰すことはできないとの返事。
大学でもいろいろあり、人事の優先順位はかなり下であると。
本来であれば解雇或いは長期療養型の病院への出向要員であったけど、温情措置で今の病院に赴任させた。
しかし、本人は大学に帰れると思っているし、大学でまたいろいろできると思っている様子。
大学でいろんな人に聞くと皆声を揃えて”あんまり関わりたくない”とのこと。
本人が大学でどれだけ廻りに迷惑をかけたのかという自覚がないのが最大の問題である。
どうも自分中心に廻っていることが当然と思っている。
はあ、これを伝えないといけないのだが、ショックでまた翌日から来ない可能性がある。
これが一番困る。
あんまり戦力になっていないのは事実なのだが、といっても7-8人の主治医はさせているのでね。
うーん、困った。どうしよう。
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