忍者ブログ

プチおっさん医師の奮闘記!

とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

3月

もう、早くも三月突入!!この間正月だったのに。年を取るにつれ時間の流れを早く感じるようになりました。まあ、先月もいろいろありましたが、気分も新たに頑張っていきます!
PR

へんなおばちゃん!

今日、以前お世話になった検診会社の人が挨拶にやってきた。ここも医者の確保が大変でなんとか紹介してくれないかといくことであった。
検診は研修医の頃、時々パートで行っていました。その際に忘れられないおばちゃんが一人います。
そのおばちゃんは、市民検診でやってきたのだが、聴診する際服をめくったとたん、私は絶句した。
なんと乳首を目ヘソを口にみたて胸からお腹にかけクマの顔の絵を描いていた。
さすがにどうリアクションをとればいいのか困った。ウケてあげた方が良いのか、はたまたなんかの宴会後の消し忘れならスルーした方がいいのか・・・。

今ならつっこんでいたと思いますが、当時はまだ若輩者でそんな余裕もなくとりあえず平然と
”胸の音を聞きますね”と何事なかったかのように淡々と済ませました。

そのあばちゃん帰ってから、看護師さんから聞いたのですが、毎年若い医者が検診にくるのを楽しみにしていて、いろんな小細工をして若い医者の反応を楽しんでいるようです。
ノーリアクションの私は多分不合格だんでしょう。
世の中いろんな人がいるものです。

キャバクラ!!

この間、同期と飲んだ際、結局、六本木の某有名キャバクラにいった。最近、キャバクラに行く頻度もかなり減った。これもおっさんになったからだとしみじみ感じる。というも若いねーちゃんとしゃべるのが本当に苦痛になりつつある。

まあそれはいいとしても、我々はキャバクラのねーちゃんと会話すると必ず、ねーちゃん自身の健康に関していろいろ聞かれる。飲みに来てるのだから、仕事の話は勘弁してよと思うのだが、まあ、所詮キャバクラ、クラブとは違うのであきらめつつ、ちゃんと聞いてあげる。すると本当に最近感じるのが性病の感染率の高さである。最近は本当に高いような気がする。私は感染症とは直接関係のない科にいるので診療上感じることは少ないが、キャバクラで話を聞くと本当に感染率が高くなったと感じる。もちろん、最近の女の子があっけらかんとなり、何でも話をするからかもしれないが・・・。

まあ、こんな感じで、自分の外来によくキャバ嬢が検査をしにくる。自分の専門ではないのだが、まあ、感染症の採血はどこでも同じなので。昨日の女の子も来週くるそうだ。また、外来看護師さんに白い目で見られる・・・・。
病院の売り上げに貢献しているだけなのに・・・。

ちょっと前のとある病院のおばさん看護師

今日、某所で会合があり久々に研修医時代の同期と会った。彼は非常に優秀かつ責任感も強く将来を有望視されていたが、途中でお金に目がくらみ開業した。もちろん、そんな彼の診療所は大繁盛で高額納税者となっている。

そんな彼に、いつまでそんな勤務医などせず、人生を真剣に考えて開業しなさいと怒られながらも若かりし頃の話で盛り上がった。

我々は某国立大学附属病院で研修をした。当時、独立法人化前であったので看護部の力が強く、全く仕事をせずカンファと名のつく雑談を朝から晩までしゃべっているおばちゃん看護師しかいない職場であった。このブログを読んでくれている人の中には国立大学附属病院なら看護短大が併設されているので若い看護師さんがいるだろうと疑問に思う人もいるかもしれない。僕のいた病院の多くの病棟は1年目の次はパラパラいて8年目くらいまでとんでしまう病棟が多い。
 これにはしっかり理由があるのだ。若い看護師さんはモチベーションが高いので積極的に仕事をする。すると、おばさん看護師は患者さんの目があるので自分たちも働かざるおえない。そんな気がさらさらない奴らは若い子をイビリたおし辞めさせる。或いは、若いまともな看護師は勉強にならないので自ら辞める。しかも代用可能な安価な労働力である研修医はたくさんいる。そんな構図が伝統であった。私の研修した病院は、特にその傾向が強かった。
 私と友人はとにかくおばさん看護師にこき使われた。ベッドメイキングまでさせらたことを思い出し、当時こんなことをするために医者になったんじゃないとよく夜中愚痴ったことを懐かしんだ。
 そんなところだから、緊急入院などもってのほかであった。医者はいくらでもみるのだが、看護師サイドは重症度の高い患者さんはICU以外拒否ということを貫いていた。ICUは1000床に対しわずか10床程度であった。つまり、重症度の高い人はお断りという世界であった。

 しかし、時代はかわり、現在は独立法人化したので急速におばさん看護師の力は弱くなり、仕事をするようになったそうだ。独立採算性になり、赤字になると責任をとらされるのである。緊急入院は普通に入るようになったそうだ。まだまだの部分もあるそうだが、ようやく当たり前のことができるようになったそうだ。

 今の研修医は恵まれている。僕たちは、重症患者の褥創防止のための体位変換のために当番を作り、病院に泊り込んでいたのだから。

St.Valentine's Day

今日は世間ではSt.Valentine's Day!私はただの当直日です。おっさんになると必ず、こういうイベントの日は当直なのである。それはどうしてかというと、当然、若手の先生たちはさすがに彼女と一緒にいたいからであり、一ヶ月前くらいに必ず”先生ちょっと相談があるのですが・・・”と言われるのである。最近はもう面倒なので必ず、今日とクリマスイブは必ず当直することが決まりごとのようになってしまった。それに、こういう日は患者も余程でない限り救急外来にこないので、暇な夜をすごせるのである。んなわけで自分の中では風物詩になってしまいました。

でも困ったことが一つあります。それは義理チョコ!!看護婦さん、検査技師さん、薬剤師さん、栄養士さん、事務の方、病院は女性の職場なのである。皆がくれるとそれは結構な数になります。すると返すのが本当に大変!!本当に、貰った人の名前を正確に書いておかないと後で大変なことになります。お願いだからチョコレート業界のいいなりにならないで下さい!!お気持ちは本当にありがたいのですが。

カレンダー

04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新CM

[04/10 Moccho]
[01/16 もっちょ]
[01/01 Moccho]
[11/29 Moccho]
[11/18 Moccho]

最新TB

プロフィール

HN:
プチおっさん
性別:
男性
職業:
勤務医
自己紹介:
あっという間に卒後10年以上過ぎ、気がつけばおっさんになってしまった勤務医です(自称ぷちおっさん)。"医者になればバラ色の人生が待っている!!"と思い、医者になるにはなったけど、現実は無残で灰色の人生を送っています。病院の中では中間管理職-つまり,雑用処理係を拝命され日々、医療とは違うところで苦労をしております。

バーコード

ブログ内検索

カウンター

アクセス解析

アクセス解析

<<前のページ HOME 次のページ>>

忍者ブログ [PR]

ススメ::342blog