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プチおっさん医師の奮闘記!

とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。

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医局のやめ方。

昨日、アクセス解析を見ていたら、Googleに”医局のやめ方”を検索してこのブログにたどり着いた人がいた。
ドメインが札幌なんで札医或いは北大なんて思いながら、笑ってしまった(すいません。)。
それではプチおっさん式医局のやめ方を考えてみたいと思う。
今まで、医局を辞めてきた人をたくさん見てきた。

①夜逃げ型・・・同期のH君です。彼は、当時大学院生でしたが上司と折り合いがあわなかったこととお金に細かく大学の貧乏生活にはなじめなかったこともあり、”夜逃げ”しました。とある学会が東北で開かれ、ほとんどの医局員が東北へ行ってしまいいない隙をねらって、すべての荷物をまとめてある日突然消えました。携帯の番号も変え、行方不明になりました。大学院も教授のハンコを勝手に作り、捺印して教務に提出していました。これを教授が、しばらくして知り、”公文書偽造”と激怒していました。もちろん、同窓会名簿からも名前は削除されています。
②お礼奉公型・・・これが一番無難かつ多いパターン。いわゆる関連病院でしばらく勤務してお礼奉公するパターン。
③弱み握りタイプ・・・教授の弱みを握ってしまい、なぜか自由奔放に振る舞っても許されるタイプ。時々、実在します。
④他の医局のスタッフになるタイプ・・・他の医局にスタッフとして赴任する。もちろん、今いるところでの地位より上で。大学とは変なところで、他の医局のポストを取りたがります。ただし、出向いた先が東大をはじめとするナショナリズムの強いところや人が少なすぎるところに行くと第3の悲劇が始まるかも。

基本的には、医局の勢力範囲内で医者を続けるのであれば、ケツまくって出ない方がいいと思います。
もちろん、食ってはいけるけどね。

同期は20人くらいいましたが、1/3が行方不明で1/3が不幸になり、1/3がまずまず幸せといえるでしょうか。
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プロフィール

HN:
プチおっさん
性別:
男性
職業:
勤務医
自己紹介:
あっという間に卒後10年以上過ぎ、気がつけばおっさんになってしまった勤務医です(自称ぷちおっさん)。"医者になればバラ色の人生が待っている!!"と思い、医者になるにはなったけど、現実は無残で灰色の人生を送っています。病院の中では中間管理職-つまり,雑用処理係を拝命され日々、医療とは違うところで苦労をしております。

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