とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。
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医者の世界に切って離せない存在に製薬会社のMRさんという人達がいる。メーカーにはいろんなメーカーがあり、各社それぞれ社風みたいなものがあり、おもしろい。
国立大学や国公立系の病院ではいわゆる接待みたいなものが今から約10年前になくなり、我々と比較すると若い医者には少し縁遠い存在かもしれない。
最近は研究会に出席するためのタクシーチケットもダメになったようで、若い医者にはますます縁遠い存在になりつつあるのかもしれない。
まあ、それはおいといてMRさん普段は医者に対し、ペコペコしていて無理難題を言いつけられてもニコニコしていて本当に偉いなあと思うと同時に自分にはできない職業だと思う。
MRさんも全社見渡すとやはり大企業は優秀な人材を揃えているという印象をもつ。
やはり、武田製薬や第一三共なんかはどの病院にいっても優秀なMRさんである。ここでいう優秀なMRさんとは薬剤情報をたくさん持っていて、新しい知見など問い合わせた際すぐ出てくるという意味においてである。
また、医者をよく観察していて物事を依頼したりするタイミングや医者の上下関係など完全に把握しているという意味においてである。
以前属していた某国立大学の医局では各社エース級を揃えているので問題ないが、それ以外は本当に酷いことがしばしばある。
今いるところ有名大病院ではあるが、酷いメーカーがある。MRというより、プロパーみたいな奴がまだいる。
顔を見れば”○○の処方お願いします。”
面倒なので”わかった。わかった。”と言うが心の中で”誰だ処方するか!”ってさけんでいる。
もちろん、その薬剤が特段優れているのなら、当然適応のある患者さんには処方するが、同種薬剤がたくさんあるものならば、絶対に処方しない。
自社の製品がここが優れているので、こういった患者さんに処方すると如何にいいのかを説明するのが彼らの職務のはずだ。ところが、ニタニタしてやってきて”だしてよ-!”って感じである。
ところがまたお金の話になるのだが、高給取りなんです彼らは。
医者より多いケースが多々あります。
ほんまにやってられん!!
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