とある病院の中間管理職にある中年医師(勤務医)の日常を徒然に綴るブログです。今や社会的弱者になりつつある勤務医の日常をありのままに公開します。
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病院の勤務の一環で近所の企業の産業医を非常勤でしているのだがとある製造業のメーカーでの出来事を今日は話をする。
産業医もむかしは名前だけの勤務実態が多かったようだが、最近はしっかり仕事をしないといけない。
特に製造業は大変である。というのも、国内から工場はどんどん人件費の安い中国へ逃げている。今は、中国の人件費も高くなりすぎているのと、やはり国民性(反日感情?)で仕事の達成率が悪いこともあり、カンボジアやベトナムなどの東南アジアへ再移転しているそうである。
したがって国内は人件費が高い分少ない人数で仕事をさせられているので本当に大変である。
皆生き残りをかけて必死である。残業時間もかなりながくなっている。
そんな中、ある若い社員が残業時間がある一定の時間を越えたので面談にやってきた。
ウツまではいかないけど、かなり精神的にまいっていた。
話を聞くと要は
1、上司に怒られるとかなり落ち込む
2、気分転換する時間もないし、友人もいない。
ということであった。
彼は有名大学を出ていてある程度のインテリである。
見た目もまじめで好青年である。
実際はなしを聞いていて、本当にまじめすぎるということがわかった。
まじめすぎて言われたことを全てまっとうしないといけないと思っているのであった。
私も中間管理職になりわかったことは部下に完璧など求めていないのだ。
最初からそんなことできると思っていない。
手を抜くことを知らないのだ。
また、時間は作るものであって与えられるものではない。
これを意外と今の若い人は知らない。
人間唯一平等に与えられるものは時間である。どんなに偉くなっても1日は24時間である。
当然、普通に仕事をしていると時間は拘束され、自分の時間などない。
だから、時間は作らないとできない。
これを今の若い人は知らない。私は本当によく働いているが、結構遊んでいる。
もちろん、年齢とともに遊び方は変わってきているが。
若い頃は、夜の12時くらいまで仕事をしてその後飲み。
で朝まで遊んで、普通に朝から仕事をしていた。その毎日。
それをわかって欲しい、今の若い人には。
人と同じことをしていては、人生人と同じだ。別に人に評価されるために生きているのではないけど自分の中で満足するにはやはり人と同じことをしていては楽しい人生はすごせないと思う。
少なくとも私は。
そんなことを彼に話した。
彼に最後に聞かれたことは
”先生のように精神的に強くなるにはどうしたらいいですか?”
僕は
”オレがそれを聞きたいくらいだよ。オレも全然強くないし、いつもクヨクヨしている。後悔の連続だ。でも、いつも考えて考えた後に”しゃーないなあ”と思えるかどうかだと思う。”
と答えた。
人生考えても仕方のないことの連続だ。
考えて考えて、物事をしてもいざとなればそのとおりできないのが人間だ。
だから人生楽しいんだと思う。
だって、予想通りに全てことが運んだら楽しくないよ人生は。
そう思って今日も生きています。
関係ないけど、現時点でNY市場安い。
予想通り、今日は現物全てリカクした。あっ、仕込み銘柄一つを除いて。
SQあるし、明日は安いと予想。ソフトバンクの決算はあれはどう評価すべきか???
少なくともサプライズはないと思ったのだが・・・。
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